シックス・シンキング・ハッツ:Six Thinking Hats®
「良いチーム」と「平均的なチーム」を分けるもの、それはメンバーが持つ知識の総量ではありません。メンバーそれぞれがどれだけ協力的に思考できるか、にかかっているのです。先行きが読めない激動の時代で、今ある情報や知識を将来に活きる知恵に変え、社員の生産性を高めるために求められるのは、バランスの取れた「多角的な考え」です。どうすれば「多角的な考え」が持てるのでしょうか。
創造的思考、思考スキルにおける世界的権威であるEdward de Bono博士は、良い考えを持つためには良い思考法が必要であると考え、それを実現するためのツールとして「SixThinking Hats®」を開発しました。これは思考のタイプを象徴する6つのハットを使用し、思考を分割しながら物事を多角的にとらえていこうとするものです。シンプルで効果的なスキルは、個人とチームがより生産的になることを促進します。
コースの目的
このコースを通して、これまでより、「速く」「スマートに」そして、より「効果的に」決断できるようになるための思考法を身に付けることが可能です。個人での思考に加え、ミーティングなど、グループでの思考の場面でも有効に活用できるようになります。
期待される効果
- 思考の品質が上がり、より短時間で、より効果的に考えることができるようになる
- 個々人が持つ考えやアイデアを最大限に引き出すことができるようになる
- ミーティングの時間が短くなり、なおかつ質の高い話し合いができるようになる
コース情報
対象 | 限定しない(管理職から担当者まで) |
人数 | 1クラス 20 名位 |
実施期間 | 2日間 |
コースプログラム
1日目 | 2日目 | |
9:00 | 1.オリエンテーション | 4. Six Thinking Hats®使用練習 |
・コースの目的・思考の罠 | ・単独での使用 | |
・システマチックな使用 | ||
2. Six Thinking Hats® | ||
・平行思考「Parallel Thinking」 | 5. Six Thinking Hats®応用の為のヒント | |
12:00 | ・ハットのコンセプト | |
昼 食 | ||
13:00 | 3. 6つのハット | ・模擬ミーティング |
・「ホワイトハット」 わかっている情報・必要な情報を扱う |
||
・「レッドハット」感性や直感、本能を表現する | 6. 「Lateral Thinking」 | |
・「グリーンハット」物事が上手くいかない理由を考える | ・グリーンハットの拡大 | |
・「イエローハット」楽観的に物事の明るい面を見る | (創造性のためのツール) | |
・「ブラックハット」創造的に考える | ||
可能性や代替案、新たなアイデアを生み出す | 7.まとめ | |
17:00 | ・「ブルーハット」思考プロセスを管理する |
ビジネススキル向上コースプログラム